事業所在地

世界各地の運営・開発プロジェクトで、経験豊富なチームが洋上風力発電の力を最大限に引き出すべく取り組んでいます

欧州

グローバル本社をロンドンに持ち、長年にわたりルーベンに拠点を置いてきたこともあり、JERA Nex bpにとって欧州は重要な市場です。

ベルギーでは2010年から先駆的な洋上風力発電プロジェクトを運営しており、北海での経験を積み重ねてきました。また、英国とドイツでもプロジェクトを展開しています。アイリッシュ海と北海では、EnBW社とのパートナーシップの下、Morgan、Mona、Morvenといったプロジェクトの開発を進めており、潜在発電容量は5.9GWとなっています。

パイオニア精神も貫いており、ノルウェー大陸棚における初の大規模洋上風力発電プロジェクトであるSørlige Nordsjø IIが開発中のほか、アイルランドではOrielプロジェクトが計画段階にあり、ドイツでは合計4GWの潜在発電容量を有する2つのプロジェクト(Oceanbeat EastとOceanbeat West)の開発権を獲得しています。

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日本

アジア本社を東京に置くJERA Nex bpは、日本における洋上風力発電のパイオニアであり、現在運営中および開発中のプロジェクトを国内で複数所有しており、なかでもグリーンパワーインベストメント株式会社(GPI)と共同で所有している石狩湾新港洋上風力発電所は、稼働中の洋上風力発電所として日本最大規模を誇ります。こうした取り組みから得た専門知識を活用することで、近年は複数の大規模洋上プロジェクトの事業者に入札選定され、開発パイプラインを堅実に進めています。

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アジア太平洋

オーストラリアとニュージーランドでは、Blue MackerelとSpinifexという2つの重要プロジェクトの開発が進んでいます。

オーストラリアのBlue Mackerelは、潜在発電容量約1GWの洋上風力発電所で、持続可能なエネルギーをオーストラリアの家庭や産業に供給する最初期の洋上風力発電プロジェクトとなることが期待されています。Spinifexは、オーストラリア南西部ビクトリア州沖に設置予定の潜在発電容量約1GW超の洋上風力発電所で、パートナーであるAlinta Energyと共同で開発を進めています。このSpinifexの潜在発電容量は、ビクトリア州の電力需要の約10%に相当します。

そのほか、台湾のグリーンエネルギー移行に欠かせない役割を果たしているFormosa 1、Formosa 2プロジェクトも、ジョイントベンチャーパートナーと共に運営しています。

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米国

米国チームは、JERA Nex bpが2024年4月に100%の所有権を取得し、リードデベロッパーとなったプロジェクト、Beacon Windに注力しています。Beacon Wind 1とBeacon Wind 2は、米国マサチューセッツ州ケープコッドとニューヨーク州ロングアイランドの間の連邦水域、合わせて12万8000エーカーの海域面積を利用しており、両プロジェクトの潜在発電容量合計は、2.5GWを超えると予想されています。

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