当社の経営陣

Nathalie Oosterlinck

Nathalie Oosterlinck

CEO

Nathalie Oosterlinck

CEO

ナタリー・オースターリンク は、CEOとしてJERA Nex bpを率いています。英国に本社を置くこのグローバルビジネスは、現在稼働中の洋上風力発電案件(発電能力1GW)、開発中の案件(発電能力7.5GW)、海域リース権獲得済みの案件(発電能力4.5GW)の事業ポートフォリオを保有しています。

エネルギー・インフラストラクチャ業界で20年の実務経験を有し、プロジェクト開発や、組織マネジメント、マルチテクノロジー発電のアセットやチームの管理に従事。前職は、2024年にJERAが立ち上げた、グローバル再生エネルギー関連の開発・投資・運営を行うJERA NexのCEOです。2021年にJERAに入社して以来、世界規模の洋上風力発電事業を主導し、グローバル再生エネルギー事業のリーダーに任命されたのち、新会社JERA NexのCEOに就任しました。

JERA入社以前は、Otary社のCEOとして洋上風力発電所の開発・建設・稼働・運用に携わり、欧州における再生エネルギーと洋上風力発電に関する規制枠組みの策定、およびステークホルダー・政府との関係管理に積極的に貢献。また、海洋建設および海洋エンジニアリングのグローバルなリーディングカンパニーであるDeme Groupの特別プロジェクト部門のヘッドを務め、洋上再生エネルギー案件、脱カーボンプロジェクトおよびイノベーションを担当していました。それ以前は金融、M&A、テクノロジーのスタートアップ企業でリーダー職や管理職を歴任してきています。

彼女は異文化間での協働とイノベーションの推進に率先して取り組むとともに、後進の育成にも注力しています。

Nathalie Oosterlinck
Ioanna Exarchou

Ioanna Exarchou

Chief Financial Officer

Ioanna Exarchou

Chief Financial Officer

JERA Nex bpの洋上風力発電事業担当CFO。銀行、コンサルティング企業、産業界などで18年以上にわたりエネルギー分野の経験を持ち、財務管理、M&A、株式調査、事業開発といった分野に従事してきました。

エクソンモービル、ウッドマッケンジー、シティグループで勤務した後、2013年にbpに入社し、M&Aチームの一員に。

2019年にはbpの再生可能エネルギー財務チームに異動し、再生可能エネルギーへの資本配分フレームワークを体系的に監視および構築することで、bpの再生可能エネルギー戦略のサポートに尽力しました。再生可能エネルギーディールストラクチャリング担当VP時代には、欧州、アジア太平洋、米国の数々の洋上風力発電事業開発案件で、プロジェクトディレクターおよび商談交渉担当として活躍。2022年にはbpの洋上風力発電事業の役員チームにビジネスエクセレンス担当VPとして参画し、マーケットインテリジェンスと入札ソリューション、パートナーシップ、ディールストラクチャリング、洋上風力発電ポートフォリオの開発の責任者を務めました。

2024年には、ガス&低炭素エネルギー担当エグゼクティブバイスプレジデント(EVP)のビジネスアドバイザーに就任。投資ガバナンス、ビジネスパフォーマンスのレビュー、戦略的なプロジェクト遂行など、EVPオフィスのあらゆる活動の責任者を務めています。

サリー大学で化学工学の学士号、インペリアルカレッジで化学工学の修士号、SDAボッコーニ大学でMBAを取得しています。

Ioanna Exarchou
Richard Sandford

Richard Sandford

Chief Development Officer

Richard Sandford

Chief Development Officer

JERA Nex bpのChief Development Officer。開発中の約7.5GW相当のプロジェクトに加え、4.5GWの潜在発電容量を有するリース権獲得済みプロジェクトの開発をグローバルに指揮しています。

エネルギー業界の経験は35年以上。エンジニアとしてのバックグラウンドを持ち、英国の国有発送電局CEGB(当時)で見習いとしてキャリアをスタートさせてエンジニアリング、運営、保守といった分野で経験を積み、2008年に再生可能エネルギー分野の仕事を手がけるようになります。Gwynt y Môr洋上風力発電所でプロジェクトディレクターを務め、その後も世界各地の洋上風力発電業界でリーダーシップを発揮してきました。

洋上風力発電業界のリーダーとしての功績を認められ、洋上風力発電エネルギーの世界的な成長促進に取り組む組織「洋上風力世界フォーラム」の会長を務めています。また、2023年から2025年にかけては、洋上風力発電の業界団体、Offshore Wind Industry Councilの共同議長を務めました。

2022年7月にbpの英国洋上風力発電担当VPに就任して、英国における事業の統括担当となり、Flora、Morgan、Mona、Morvenといったプロジェクトも担当しています。

Richard Sandford
Zlati Christov

Zlati Christov

Chief Investment Officer

Zlati Christov

Chief Investment Officer

Zlati Christovは、JERA Nexとbpの折半出資会社であり、グローバルな洋上風力発電の開発に取り組むJERA Nex bpのChief Investment Officerとして、投資・ポートフォリオ戦略、エネルギーポートフォリオ、M&A、パートナーシップを担当しています。

前職はJERA NexのCIOとして、20年にわたるコーポレートファイナンス、M&A、プライベートエクイティの経験を活かし、JERA Nexの経営に貢献。2024年9月にJERA Nexに入社し、さまざまな地域とテクノロジーにわたって拡大し続ける投資戦略を監督し、M&Aおよびパートナーシップチームを主導してきました。

JERA Nex入社以前は、モルガン・スタンレーでマネージングディレクターを務め、EMEA地域の再生可能エネルギーとエネルギートランジション投資クライアントを統括。これまでのキャリアで、欧州および世界各国の多くの大手公益企業、再生可能エネルギー企業、クリーンテクノロジー企業と緊密に連携してきており、2023年にJERAがParkwindを買収した際には助言を行いました。

ダートマス大学のTuckビジネススクールでMBAを、ブルガリアのアメリカン大学で経済および経営学の学士号を取得しています。

Zlati Christov
Alfonso Montero Lopez

Alfonso Montero Lopez

Chief Technical Officer

Alfonso Montero Lopez

Chief Technical Officer

JERA Nexとbpがグローバルな洋上風力発電開発に注力する新会社として折半出資で設立した、JERA Nex bpのChief Technical Officer

20年以上にわたり、大規模エネルギープロジェクトのエンジニアリングおよびプロジェクトマネジメントに携わってきた経験を持ち、今回の最高技術責任者就任前にはbpで洋上風力エンジニアリング担当VPを務め、そこでワールドクラスのエンジニアリング部門を立ち上げて、世界の洋上風力発電分野でトップクラスのエンジニアリングチームを構築した実績を持っています。bp在籍中は、エンジニアリングとテクニカル部門のグローバルな責任者として各種ソリューションを提供し、洋上風力開発チームによる最適な施設設計が可能となるようサポートに努めました。

2022年にbpに入社する前はイベルドローラで14年間勤務し、洋上風力発電事業をはじめとする幅広い事業を担当。オフショアプロジェクトのサービスディレクターとして、イベルドローラの洋上風力事業全体のエンジニアリング、建設、契約管理、品質管理、安全衛生、リソース管理の責任者として経験を積んできました。洋上風力発電業界で積み重ねてきた確かな実績を基に、再生可能エネルギー分野におけるイノベーションと卓越性を推進し続けています。

スペインでインダストリアルエンジニアリングの学位を、ストラスクライド大学とポンティフィシア・コミージャス大学でグローバルエネルギーセクターのMBAを取得しています。

Alfonso Montero Lopez
Eric Antoons

Eric Antoons

Chief Operating Officer

Eric Antoons

Chief Operating Officer

Eric Antoonsは、JERA Nexとbpの折半出資会社であり、グローバルな洋上風力発電の開発に取り組むJERA Nex bpのChief Operating Officerとして、グローバル事業全体のO&M、資産管理、ITサービスを担当しています。

ベルギーを拠点とする洋上風力発電開発事業者Parkwindの共同最高経営責任者(co-CEO)、も兼任。2023年にJERAに買収されたのちJERA Nexの傘下に入ったParkwindは、欧州における洋上風力発電のパイオニアとして、多数のプロジェクト開発を行ってきました。同社が手掛けたプロジェクトにはArcadis Ost 1、Belwind、Northwester 2、Nobelwindなどがあり、それらすべてを合わせると、発電容量は1GW近くになります。2013年にParkwindに入社する前はベルギーの大手ガス・電力企業で執行委員を務め、CAPEXプロジェクトと発電設備の運用の両方を担当。2013年から2016年にかけてはParkwindのCOOを務めました。その間Parkwindは洋上風力発電所の開発・建設・運用に特化した統合プラットフォームへと転換し、ベルギーとドイツで複数の洋上風力発電プロジェクト開発を成功させました。欧州における再生可能エネルギーのパイオニアであり、1990年代後半からすでに洋上風力発電の開発に携わってきています。

Eric Antoons
Ben Hunt

Ben Hunt

SVP Communications, Public Affairs and Sustainability

Ben Hunt

SVP Communications, Public Affairs and Sustainability

Ben HuntはJERA Nex bpのコミュニケーション、広報、サステナビリティ担当SVPです。前職はJERA Nexのコミュニケーションおよび広報担当VPであり、JERAには2023年9月に入社しました。世界風力会議(GWEC)の理事会メンバーも務めています。コミュニケーションおよび広報の上級職としての経験は15年以上に及び、JERA入社以前はSiemens Gamesa Renewable Energyのコーポレートアフェアーズのグローバル統括、Amadeus SAのコミュニケーションディレクター、Nokiaの社外広報責任者を歴任してきました。Financial Timesの記者として、テクノロジーと通信の分野を担当した経験も有しています。ロンドン大学で法学と政治学の学位を取得し、エクセター大学で中東政治学の修士号を取得しています。

Ben Hunt
Masato Yamada

Masato Yamada

SVP Japan

Masato Yamada

SVP Japan

1987年に三菱重工業に入社し、大型火力発電所の営業、風力タービンの営業・事業戦略・事業開発に従事。三菱重工業(MHI)とベスタスの折半出資によるデンマークでの合弁会社MHIヴェスタス・オフショア・ウインド(MVOW)の設立を主導した後、2014年に最高戦略責任者として同社に駐在し6年間にわたり事業戦略、広報・宣伝、渉外を統括。その後、2020年4月に日本に帰国し、アジア太平洋地域統括副社長に就任。

その後4年間、代表取締役社長としてベスタスの日本総代理店であるMHIベスタス・ジャパン株式会社を率いたのち、2025年4月にJERAの執行役員 国内洋上風力担当に就任。JERA Nex bpの設立に伴い、日本担当SVPに任命されるとともに、同社日本法人JERA Nex bp JapanのCEO(現職)に就任し、日本で運転中、開発中の洋上風力プロジェクトを統括しております。

2020年5月から日本風力発電協会(JWPA)副代表理事を努めています。

Masato Yamada
Matthias Voss

Matthias Voss

SVP General Counsel

Matthias Voss

SVP General Counsel

Matthias Voss is SVP – General Counsel for JERA Nex bp. In his role, he has oversight of the company’s legal function, including compliance and the company secretariat, and is responsible for the global integration of those functions across the group.  He is based at JERA Nex bp’s headquarters in London and provides strategic legal advice to the leadership team and senior management.

Matthias has more than three decades’ experience advising on global energy, natural resources and infrastructure projects. Prior to joining JERA Nex bp in September 2025, he was a partner at Allen & Overy, latterly A&O Shearman, where, after his initial years in London and Paris, he spent more than 22 years building and leading teams across China, Japan and Korea, developing a deep understanding of the APAC region. Most recently he was A&O/A&O Shearman’s Managing Partner for Tokyo and Seoul.

Matthias is passionate about energy transition and clean energy solutions. In 2025, he was ranked Band 1 Projects & Energy International by Chambers APAC and designated a Green Ambassador by the Legal 500 Green Guide APAC.

Matthias has a Master’s Degree from Durham University in East Asian Studies and obtained his Diploma in Legal Practice and Postgraduate Diploma in Law from Nottingham Law School.

Matthias Voss